ベビーベッドの代わりになるアイテムは?
リスクや注意点を交えて解説

ベビーベッドの代わりになるアイテムは?リスクや注意点を交えて解説

新生児の頃から活躍するベビーベッドですが「使う期間が短いからもったいない」「部屋が狭くなるのが嫌」という理由から、代わりのアイテムを探している方も多いのではないでしょうか。

確かに布団やベビーサークルなどで代用すれば、費用やスペースを抑えられるメリットがあります。

その一方で、床に近い場所での衛生面や、お世話をする大人の腰への負担、そして何より安全性のリスクなど、あらかじめ知っておくべきデメリットも存在します。

本記事では、ベビーベッドの代用アイテムやリスク、代用品以外の選択肢などを解説します。

ベビーベッドの代わりになるアイテム7選

ベビーベッドの代わりとしてどのようなアイテムが選ばれているのでしょうか。

それぞれの特徴や活躍するシーン、対象月齢など、代表的なアイテムをピックアップして紹介します。

ベビー布団

ベビーベッドの代わりとして多くの方に選ばれているのがベビー布団です。

日頃から大人が布団を敷いて生活しているご家庭に適しています。大人用布団の隣に敷くことで、夜中の授乳や夜泣きの際にも起き上がることなく、添い寝に近い距離感でお世話ができる安心感があります。

日中は部屋の隅に移動させたり、使わない時は折りたたんで収納できるためスペースを圧迫しません。寝返りを打つようになっても柵にぶつかる心配がなく、幼児期まで長く使い続けられます。ただし、床に敷くためホコリ対策が必要となります。

ハイローチェア

日中の居場所として優秀な機能を誇るのがハイローチェアです。

キャスター付きのため、家事に合わせて赤ちゃんを常に目の届く範囲に移動させることができます。高さを調節できるため床のホコリから遠ざけられ、ペットを飼っているご家庭や、走り回る上の子どもがいるご家庭でも赤ちゃんを比較的安全な高さに調整できます。

ゆらゆらと揺れるスウィング機能が備わっているモデルも多く、寝かしつけのサポートアイテムとしても活躍します。ただし長時間の睡眠を想定した構造ではないため、あくまで日中の簡易的な居場所として割り切って使う必要があります。

ベッドインベッド

大人用ベッドで赤ちゃんと一緒に添い寝をしたいご家庭におすすめなのがベッドインベッドです。

ベッドの上に直接置いて使用するアイテムで、赤ちゃんを囲うようにしっかりとした立ち上がりがあり、大人が寝返りを打って押しつぶしてしまうリスクや、赤ちゃん自身が転落してしまう事故を防ぎやすくなります。

軽量で持ち運びがしやすいため帰省時などにも便利ですが、寝返りが活発になる頃には窮屈になって使用できなくなるため、使える期間は短めです。

ベビーサークル

赤ちゃんが安心して過ごせる専用スペースを確保できるのがベビーサークルです。本来はお腹を床につけたまま、腕や足を使って体を引きずるようにして進む動作が始まった赤ちゃんを危険から守るアイテムですが、中に専用マットなどを敷くことで寝床として代用できます。

メリットとしては、上の子どもが走り回って踏んでしまったり、おもちゃを当ててしまったりする事故を防ぎやすくなることです。親が家事で数分間目を離さなければならない時でも、サークルの中であれば比較的安全性を担保しやすいでしょう。ただし、設置にはベビーベッドと同等の床面積が必要となるため、十分な広さのあるお部屋に向いています。

クーファン

クーファンは取っ手のついたカゴ状のアイテムで、赤ちゃんを寝かせたまま部屋から部屋へと簡単に移動させられるのが特徴です。軽量な素材で作られており、可愛らしい見た目からニューボーンフォトの撮影アイテムとしても人気です。

脱衣所に置いておけばお風呂に入っている間も様子を見守ることができ、実家へのちょっとしたお出かけの際にも簡易的なベッドとしてそのまま運べます。適度な狭さが安心感を与えよく眠ってくれることもありますが、寝返りを打てるようになると転落の危険があるため、使用できるのは生後数ヶ月までにしておきましょう。

バウンサー

バウンサーは赤ちゃんの動きに合わせてシートが揺れる設計になっており、ご機嫌斜めな赤ちゃんをあやしたり一時的に待機させたりするのに適しています。斜めに傾斜がついた姿勢で座るため、ミルクを飲んだ後の吐き戻しを軽減する効果も期待できます。

非常にコンパクトに折りたためるものが多く、収納場所を選ばず手軽に持ち運べます。料理中など手が離せない時に座らせておくと、親の顔が見える角度になるため赤ちゃんも安心します。しかし完全にフラットな状態にはならないため、長時間の連続使用や夜間の寝床として使用することは推奨されていません。

大人用の布団・ベッド

特別な用品を買い足さず、親が普段使っている大人用の布団やベッドに寝かせるというのも一つの選択肢です。

メリットは追加費用が全くかからないことと、新たにスペースを確保する必要がないことです。肌のふれあいや温もりを感じやすく、安心して眠りにつきやすいという声もあります。

しかし、大人用の寝具は赤ちゃん用に作られていないため、リスクが高い選択肢でもあります。柔らかすぎるマットレスは顔が沈み込んで窒息する危険があり、掛け布団が重すぎると自力ではねのけられません。なるべく硬めの寝具を選び、周囲に物を置かないなどの対策が必要です。

ベビーベッドの代用品を使う場合のリスク

ベビーベッドの代用品を使う場合のリスク

専用に設計されたアイテム以外で代用する場合、軽視してはならないリスクが潜んでいます。

赤ちゃんの命や健康を守るため、どのような危険が起こり得るのかを事前に理解しておくことが不可欠です。以下ではベビーベッドの代用品を使う場合のリスクについて詳しく解説します。

窒息や転落の可能性がある

大人用のベッドや布団などを代用品として使用する際に恐ろしいリスクは、窒息と転落です。

赤ちゃんの窒息事故の多くは睡眠中に発生しています。大人にとっては快適な柔らかいマットレスは、首がすわっていない赤ちゃんにとっては危険です。うつ伏せになった際に柔らかい素材に顔が埋まると気道が塞がれ、自力で顔を持ち上げられず窒息に至る恐れがあります。

また、柵のない大人用ベッドに寝かせていると、手足のバタつきで簡単に床へ転落してしまいます。「このくらいの高さなら大丈夫」と思っても、ケガや障害につながるため危険です。

素材や構造が安全・衛生的ではない可能性がある

日中用のアイテムを夜間の長時間の睡眠に流用したり、大人用のものを代用したりする場合、素材や構造が適していない可能性があります。

長時間の睡眠を想定していないバウンサーなどはシートの通気性が不十分な場合があり、体温調節が苦手な赤ちゃんが長時間使用するとあせもができたり体調を崩したりする原因になります。

また衛生面でのリスクも深刻で、床から高さ30cmまでの空間はホコリやペットの毛などが最も多く浮遊する層になります。床に寝ている赤ちゃんはハウスダストを吸い込み続けることになり、アレルギーを引き起こすリスクがあります。

ベビーベッドの代用品を使う場合の注意点

どうしてもベビーベッド以外のアイテムを活用しなければならない場面もあるでしょう。

その場合はリスクを最小限に抑え、赤ちゃんの命を守るために親が環境を整える必要があります。代用品を安全に使うために守るべき注意点について解説します。

硬めの寝具を選ぶ

寝床で重要なのが寝具の硬さです。赤ちゃんの背骨はまだ柔らかいため、適度な硬さのある寝具で全身をしっかりと支える必要があります。

また、柔らかすぎる寝具は骨格の正常な発達を妨げるだけでなく、窒息のリスクがあります。大人用の寝具を共有する場合でも低反発の柔らかいマットレスは絶対に避け、体が深く沈み込まないような硬めの敷布団を選ぶようにしてください。また、掛け布団も重いものは避け、自分で払いのけられるような軽い素材のものを選ぶことが大切です。

周囲に物を置かないよう整理整頓する

赤ちゃんの寝床の周辺は、大人が想像する以上に危険なもので溢れています。寝床の近くには何も置かない状態を徹底してください。

例えば大人用の枕、クッション、ぬいぐるみなどは、赤ちゃんが寝返りを打った拍子に顔に被さり窒息の原因となります。スマートフォンの充電ケーブルなどは、首に絡まるなどの心配があるので離れた場所に片付けましょう。

また、上の子どもがいるご家庭では、小さなおもちゃの部品などが転がっていると誤飲の恐れがあります。寝床周りは常に整理整頓し、安心できる空間を確保しましょう。

柵のない場所での転落対策を徹底する

大人用ベッドなど落下防止の柵がない場所を使用する場合は、一瞬たりとも赤ちゃんから目を離してはいけません。まだ寝返りをしないから大丈夫といった油断が事故を招きます。

どうしても大人用ベッドで寝かせる場合は、ベッドの足を取り外してローベッドにする、床に分厚いジョイントマットを敷き詰めて落ちた際の衝撃を和らげるなどの対策が必須です。

床を中心に掃除をする

ベビー布団などを使用して床に近い低い位置で寝かせる場合は、これまで以上に徹底した床掃除が必要になります。

床面付近はホコリやダニの温床です。赤ちゃんをホコリから守るためには毎日こまめに掃除機をかけることはもちろん、拭き掃除も定期的に行うと良いでしょう。掃除をする際はホコリを舞い上げないように、あらかじめ赤ちゃんを別の部屋に移動させるか、ハイローチェアなどで高い位置に避難させてから行いましょう。

夜の寝床に適したアイテムも用意する

代用品を選ぶ際は、日中の一時的な居場所と夜間の長時間の寝床を明確に分けて考える必要があります。

ハイローチェア、バウンサーなどは親の目が届く日中の使用には便利ですが、長時間の睡眠をサポートする構造にはなっていません。夜間、親も一緒に眠りにつき常に監視できない状況においては、背骨の成長を妨げず窒息のリスクが少ない平らで硬い布団やマットレスが必要です。夜通し安心して寝かせられる寝床環境は必ず準備しておきましょう。

ベビーベッドの代用品を使うメリット

ベビーベッドの代用品を使うメリット

適切な対策を施した上で代用品を活用することには、多くのメリットも存在します。ベビーベッドの代用品を使うことで得られる具体的なメリットについて解説します。

費用の節約になる

ベビーベッドを新品で購入しようとすると、安全基準を満たした作りのものであれば数万円の出費となることが一般的です。

専用のマットレスなどを揃えると家計への負担は小さくありません。それに比べて、自宅にある大人用の布団を工夫して使ったり、比較的安価なベビー布団セットのみを購入したりする場合は初期費用を大幅に抑えることができます。ベッド代を節約できた分を、おむつ代や将来の教育資金などに回すことができるのは大きなメリットと言えます。

省スペースで完結しやすい

一般的なマンションやアパートではスペースに余裕がないことが多く、大型の木製ベビーベッドは部屋の大部分を占領してしまいます。

その点、ベビー布団などの代用品であれば、使用しない日中は三つ折りにたたんで部屋の隅に寄せたり、押し入れに収納したりすることが可能です。バウンサーといったアイテムもコンパクトで場所を取りません。部屋の動線を塞がないため掃除がしやすく、家族全員が広々と快適に生活空間を使い続けることができます。

処分が手軽になりやすい

ベビーベッドは、赤ちゃんがつかまり立ちを始める頃には乗り越えて転落する危険が出てくるため、思いのほか早く役目を終えます。

使わなくなった時、大型のベッドは解体するだけでも一苦労であり、粗大ゴミとして処分する手続きや手数料もかかります。一方でベビー布団やコンパクトなバウンサーなどの代用品であれば、通常のゴミ袋に入りやすかったり、親戚や友人に気軽に譲りやすかったりと、不要になった際の処分のハードルが低いという手軽さがあります。

ベビーベッドの代用品を使うデメリット

代用品には手軽さやコスト面でのメリットがある一方で、育児を行う保護者の身体的な負担や、住環境に起因する避けられないデメリットも存在します。

導入を決定する前に、これらのデメリットを許容できるかどうかを把握しておくことが大切です。

床に近い場所だとホコリや毛などを吸い込む可能性がある

床に布団を敷くスタイルや低い位置で寝かせる代用品を使用する場合、デメリットとなるのが衛生環境です。

こまめに掃除機をかけていても、床付近には常に目に見えないハウスダストが舞い落ちてきます。特にペットを室内で飼育しているご家庭では抜け毛やフケが溜まりやすいため、赤ちゃんのアレルギーリスクが高まります。

また、冬場は冷たい空気が部屋の下の方に溜まるため、床で寝ている赤ちゃんは底冷えしやすく風邪をひきやすくなる懸念もあります。

上の子との距離が近くなる可能性がある

二人目以降の出産の場合、床置きスタイルの代用品を選ぶことのデメリットは顕著になります。

床に寝かせていると上の子どもとの物理的な距離がゼロになってしまうためです。上の子がまだ小さく力加減が分からない場合、悪気はなくても赤ちゃんの上に乗っかってしまったり、走り回っている最中に蹴ってしまったりする危険が伴います。

おもちゃが赤ちゃんの口元に転がってくることでの誤飲のリスクも防ぎきれません。親が常に気を張り続けなければならないのは精神的な疲労に繋がります。

屈んでお世話するため腰が痛くなる可能性がある

保護者にとって最も深刻なデメリットとなり得るのが腰や膝への肉体的な負担です。新生児期は頻繁におむつ替えや授乳を行い、その度に抱き上げたり下ろしたりする動作を繰り返します。床に敷いたベビー布団などでこれを行う場合、大人は深くしゃがみ込み中腰の姿勢でお世話をしなければなりません。

安全性とコスパを両立するベビーベッドレンタルもおすすめ

費用やスペースの無駄は省きたい、でも代用品のリスクや腰痛への負担を考えると不安を抱える多くの子育て世帯がたどり着く選択肢が、ベビーベッドのレンタルです。

赤ちゃんの安全を守るために一番必要な期間だけ賢く借りるという選択肢についてご紹介します。

ベビーベッドのレンタルとは?

ベビーベッドのレンタルとは、必要な月数だけ専門の業者から借り、使い終わったら返却するというサービスです。

最短1ヶ月から数ヶ月単位で、ご家庭のニーズに合わせて期間を柔軟に選ぶことができます。新生児期から寝返りを始める頃までという、安全性の面が特に重要かつお世話の回数も多く、親の腰に負担がかかる時期にだけピンポイントで利用できるのが特徴です。

商品は専門スタッフによって丁寧に洗浄・メンテナンスされているため、衛生面でも新品同様に安心して使用できます。

ベビーベッドのレンタルを活用するメリット

レンタルを活用するメリットは、安全性とコストのいいとこ取りができる点です。

床から高い位置に赤ちゃんを寝かせられるため、ハウスダストやペットの毛、上の子供との距離をある程度保つことができます。高さを調節できるハイタイプのベッドを選べば立ったままの自然な姿勢でお世話ができ、産後の辛い腰痛を軽減してくれます。さらに数万円かかる高品質なベッドもレンタルであれば数千円から利用できるため初期費用を抑えられます。不要になったタイミングで返却するだけなので処分の手間からも解放されます。

ベビーベッドのレンタルで失敗しないポイント

レンタルを利用する際は注意して確認すべきポイントがあります。

まず最も重要なのがサイズです。標準サイズとコンパクトサイズなどがあるため、事前に設置する部屋のスペースを正確に測り、生活動線を塞がないか確認しましょう。

寝室からリビングへ移動させて使いたい場合は、ドアの幅を通過できるサイズとキャスターの有無を確認することが必須です。加えて、成長に合わせてレンタル期間を延長できるか、万が一部品を破損してしまった場合の補償制度はどうなっているかなど、規約を事前にチェックしておきましょう。

おすすめのベビーベッド用品を紹介!

様々な種類や機能を持つベビーベッドや関連用品の中からどれを選べばいいか迷ってしまう方も多いでしょう。

ここでは、初めての育児でも安心して利用でき、使い勝手や機能性に優れたおすすめの用品を3つ厳選してご紹介します。

コスパ重視のベビーベッドなら「サークルベッド・ベーシック」

コスパ重視のベビーベッドなら「サークルベッド・ベーシック」

お手頃なレンタル料金で利用できる、家計に優しい一台。標準的な大きさなので、お布団セットの選択肢が広く、赤ちゃんが成長して寝返りが激しくなっても窮屈さを感じさせません。

安価ながら機能面は本格的で、床板の3段階調整やスムーズに移動できるキャスターも備わっています。さらに、成長に合わせてベビーサークルとして活用できるのも、このサイズならではのメリットです。専用の収納棚を合わせれば、ベッド下の広いスペースをおむつや小物の保管場所として有効活用でき、お世話の動線もすっきり整います。

通気性と高反発性でぐっすり眠れるマットレスなら「[レギュラーサイズ]エアシャワー(3次元高反発マットレス)」

通気性と高反発性でぐっすり眠れるマットレスなら「[レギュラーサイズ]エアシャワー(3次元高反発マットレス)」

3次元構造の高反発素材を採用しており、適度な硬さで赤ちゃんの体が沈み込みすぎるのを防ぎ、理想的な寝姿勢を優しくキープします。

また、優れた通気性を誇るため、熱がこもりにくく、汗っかきな赤ちゃんでも年中サラサラと快適な睡眠環境を保ちやすくなります。万が一汚れてしまった場合でも、カバーだけでなくマットレスの中材まで自宅で丸ごと水洗いできるため、常に清潔さを維持しやすい点も大きな魅力です。

頭部や手足を優しく守るベッドガードなら「[レギュラーサイズ]ベッドガードクッション70×120用(半周タイプ)」

頭部や手足を優しく守るベッドガードなら「[レギュラーサイズ]ベッドガードクッション70×120用(半周タイプ)」

寝返りを打った赤ちゃんの頭や顔が硬い柵にダイレクトにぶつかるのを優しく和らげ、手足の挟み込みトラブルのリスクを減らすことができます。

中綿入りのふんわりとした質感で赤ちゃんを優しく包み込み、エアコンの風が直接当たるのを和らげる効果も期待できるでしょう。

※こちらの商品は販売のみとなっております。

まとめ

ベビーベッドの代わりになるアイテムには様々な選択肢があり、上手く活用できれば初期費用や設置スペースを抑えられます。しかし、床に近い場所での衛生面や窒息の危険性といったリスクも伴うため、徹底した対策が必要です。

もし購入を迷われているのであれば、一番大変な新生児期から数ヶ月間だけベッドを利用する「ベビーベッドレンタル」も賢い選択肢となります。赤ちゃんの安全と、無理なく育児できる環境の両方を叶える最適な寝床作りの参考にしてください。